概要 男「元彼か!?元彼なのか!?元彼か!?」女「……俳句?」というツイートから、元ネタを調べていたら意外な事実を知りました。そして、リプライしてきた人へのツイ主の返しも秀逸。
Twitterを見ていたらこんなツイートが流れてきて思わず吹き出してしまいました。

(笑)
これは説明するまでもないでしょうけど、元ネタは松尾芭蕉の「松島や ああ松島や 松島や」ですね。





●「松島や ああ松島や 松島や」は松尾芭蕉の句では無かった!

…ふと、何となく「松島や ああ松島や 松島や」の記述が不安になって、ネットで調べてみたら、「松島や ああ松島や 松島や」は松尾芭蕉の句ではありませんでした!


えええー、そうなの!?
結構、ショック!!(゜Д゜)
いや〜、知らなかったよ…本当に…。


Wikipediaや芭蕉庵ドットコムによれば、「松島や ああ松島や 松島や」(の元ネタ)は松尾芭蕉ではなく、狂言師の田原坊の作ったものだそうです。
「松島図誌」という観光ガイドみたいなものに掲載されていて、元は「松嶋やさてまつしまや松嶋や」で、それが変化して伝わったそうです。

松尾芭蕉が『奥の細道』で松島を訪れた際に、あまりに絶景なので句が浮かばず、この句を詠んだという逸話があるが、実際は後世の狂歌師の田原坊の作とされる。ただし、その場で句が思い浮かばなかったのは事実らしい。また別の説では、句は詠んだが景色に釣り合うよいものができなかったともいわれる。なお、小説家の司馬遼太郎は、紀行集『街道をゆく』「仙台・石巻」にて、この句が芭蕉作として松島の看板などの観光資料に記されていることに対し、松島の観光関係者を批判している。
松島 - Wikipedia

「松島や ああ松島や 松島や」の句が広く知られ、これが芭蕉作と言われることがあるが、実際は、江戸時代後期に相模国(神奈川県)の狂歌師・田原坊が作ったもの。仙台藩の儒者・桜田欽齊著「松島図誌」に載った田原坊の「松嶋やさてまつしまや松嶋や」の「さて」が「ああ」に変化し、今に伝えられている。
芭蕉について - 松島

20131009-松島やああ松島や松島や-01
画像出典:芭蕉について - 松島(芭蕉庵ドットコム)を筆者が注釈を入れた

※松島図誌の画像の中央部分に「松嶋やさてまつしまや松嶋や」と書いてあります。


●俳句にはルールがある

ということで、元ネタの話から戻って「元彼か!?元彼なのか!?元彼か!?」に戻りますが、このツイートに対して次のリプライが。

俳句のルールの話ですね。

おもしろいツッコミ。
確かに「元彼か!?元彼なのか!?元彼か!?」には季語がありませんね。


…といったら元ネタの「松島や ああ松島や 松島や」だって季語がないじゃないの(笑)。


とはいえ、「松島や ああ松島や 松島や」は狂言師の方が作成したので俳句としてそもそも作っていない可能性があるのですが、季語が無くても俳句としてOKなのでしょうか?


そんな疑問に永六輔さんが答えていました。
Q. 松尾芭蕉が作った「松島や ああ松島や 松島や」俳句の季語(きご)はどれですか? (小5・男の子)

A. 永先生:よく気が付きましたね。季語が入っていない俳句の事を「無季(むき)」と言います。ふつう俳句には季語を入れますが、状況がわかれば季語が入っていなくてもいいんです。
全国こども電話相談室[ことば]
※永先生=永六輔さん


なるほど。
状況が分かれば季語は要らないのですね。

「元彼か!?元彼なのか!?元彼か!?」は、状況が分かるから、俳句としてはノープロブレム、問題ないわけですね。


※なお、永六輔さんは松尾芭蕉作だと思っているようで、その点は問題である。


●だが「元彼」は季語である。その理由は?

この季語が入っていないという指摘(?)のリプライに対して、「元彼か!?元彼なのか!?元彼か!?」のツイ主は以下のリプライをして、季語は入っている!としました。

彼女は季節毎に付き合っていく人が変わっていき、季節の終わりと共に新たな「元彼」が作られていく…。
だから季節の言葉として「元彼」は正しい…、とのこと。

おもしろい!! 良いセンスだ!
こういう切り返しのセンスはうらやましいです。


ということで、ふと、見たツイートから、意外なことを知れて良かったです(笑)。
また、うまい切り返しで更に楽しませて頂きました。
おもしろかったです!


それでは。



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ブログ著者

笹川純一・jdash2000

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