PDF関連の記事一覧



20160606-DTPの勉強会第21回レポート-00

もう2週間以上過ぎてしまいましたが5月21日に東京のDTPの勉強会 第21回にスピーカーとして参加してきました!



●テーマは「はじめての印刷入稿のためのデータ作成入門」

今回のテーマは「はじめての印刷入稿のためのデータ作成入門」ということで、長年のプロ向けの奥深いセッションではなく、これから印刷入稿を始める初心者向けのセッション構成でした。

InDesignやIllustratorなどを使って作成したデータは、印刷されて初めて「製品」となります。

印刷するためにデータは「版に分解」されます。この分解を行うのが製版であり、データを作成する場合は「どのように分解されるのか」を意識してデータを作る必要があります。いくらデータを作り込んでも、印刷できなければ「作り込み」に意味はありません。

ところが最近では、CTPやPDF入稿の普及、コストダウンのための色校(プルーフ)レスなどにより、データ作成者が製版・印刷の現場や工程を目にする機会が少なくなってきています。

そこで今回は「データ作成入門」として、「RIPで何が行なわれているか」「印刷に適した望ましいデータとは?」「印刷用のPDFの作り方」について取り上げます。

【DTPの勉強会 第21回】開催のお知らせ(DTPの勉強会)

このテーマの中で、私は「PDF入稿編」を担当させていただきました。


最初、このテーマでどれだけ人が集まるのかは正直分かりませんでした。

最近の印刷データのセミナーは作るテクニックとか、奥深い話などはそれなりに人気があるのは想像できたのですが、初心者向けとなるとどうなのかな…?と。

ですが、実際に参加者の募集を初めてみると、あっという間に定員の80名は満席に Σ(゜д゜マジカ

その後、会場を変更し、定員を増枠して、最終的には130名にご参加いただきました。ありがとうございました。

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2013年2月21日に「FirefoxでPDFの文字が表示されない・文字化けする場合の設定」という記事を書いてから、2年が過ぎました。

この記事では、Firefox 19から標準で動作するようになったPDF.js(内蔵PDFビュアー)が日本語を含むPDFの表示が弱すぎると言うことを書きました。

縦書きを多用している新潟市の市報を表示したら、以下の画像の様に縦書き部分が正常に表示されないという、かなり厳しい感じの品質でした。PDFデータは「市報にいがた(平成25年2月17日 2399号)」(新潟市)です。

20150414-Firefoxの内蔵PDFビュアーpdf_jsの進化-04

あれから、2年。

PDF.jsはどこまでレベルアップしたのか、同じデータで見てみましょう。

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仕事柄Adobeのサイトの情報を検索することが多いのですが、検索していてたまに見かける情報をシェアしておきたいと思います。


今回紹介するのはIllustrator・InDesignの品質向上アンケートというものです。

この品質向上アンケートはユーザーから寄せられた要望に対する意見を募集するものです。パブリックコメントみたいなものと言ったら良いでしょうか。

アプリケーションの品質向上への取り組みの一環として、以下の各文書でお客様から実際に寄せられたご要望を紹介しています。このアンケートは、同様の機能改善・追加を求めるお客様からのフィードバックを収集することを目的としています。特に多数のお客様が支持された機能要望については、開発時の検討材料となりやすいため、ぜひご協力をお願いいたします。

Illustrator の品質向上に向けた機能要望アンケート一覧


それでは2014年8月27日現在掲載されている品質向上アンケートを紹介します。気持ちが分かる・内容が分かるものは多少コメントを付けています。

まずはIllustratorから。


●PDF ファイルを保存時のオーバープリントを破棄するオプションを常に有効にしてほしい

なるほど。PDF/X-4とかのプリセットなどにすると、互換性がPDF1.3より後のバージョンになって、オーバープリントの破棄ができない。

Illustrator CCでは「白のオーバープリント」をPDF保存時に破棄する機能はありますが、全般的に破棄する機能は無いですね。

それも全て破棄がPDF1.3のみでしか選べない理由は特にないので気持ちは分かる要望です。

20140827-Illustrator・InDesignの品質向上アンケート-01

画像出典:[品質向上アンケート] PDF 保存時のオーバープリント設定について(Illustrator)(Adobe)

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技術の進化は素晴らしいものです。次のような変形された読みづらい文字もGoogleが99%認識する技術を開発したことを公表しました。

20140418-Googleは画像内の文字も認識-07

画像出典:reCAPTCHA(Wikipedia)


性能が素晴らしすぎて次の問題も起きているようですが…。

Googleは今、厄介な問題を抱えている。同社が作った画像認識アルゴリズムはStreet Viewの画像から街区番号(番地など)を相当正確に読み取るので、ユーザにとってはたいへん便利だ。しかしこのアルゴリズムは、CAPTCHAの99%を解読してしまうのだ。ご存知のように、CAPTCHAはボット対策として、コンピュータには読めず、人間にしか読めない(はずの)ところにセキュリティ対策としての意味がある。
Google MapsのStreet Viewの画像認識アルゴリズムがCAPTCHAのほとんどを解読 | TechCrunch Japan


●Googleの使命

Googleの会社概要の1行目にはこう書いてあります。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
会社情報 ? Google


こうした使命があれば、Googleは、変形された文字の認識が99%できる技術を使って、普通の画像の中にある文字は当然整理(インデキシング)するはずですよね。できないはずがありません。


Googleは既に画像の中の文字を認識してインデキシングしています。そうした事例を紹介します。


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画像1

と、いうことで、MdNの2013年5月号『Adobe CS5&6を今日から使い倒す!』の特集にほんの少しだけ寄稿しました。


内容は『印刷入稿に適したPDFのノウハウを理解する』の見開き2ページほど書きました。そんなに高度なことは書かなかったつもり。ただ、ネイティブデータとPDF入稿の違いや、PDF/Xの種類の大まかな違いなどはわかりやすく書いてみました。
ご意見など頂ければ。

画像1


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20130222-Firefox-PDFをGoogleDocsで開く-00
Firefox 19でPDFの文字が表示されない・文字化けする場合の設定」 という記事を書きましたが、Acrobat・Adobe ReaderのPDFプラグインは重くて使うのはちょっと…と思っている方もいることでしょう。


今回はFirefoxの機能拡張を使ってPDFをGoogle Docs Viewerで開く方法を紹介します。


Google Docs Viewerを使用することで、以下のメリットがあります。
  • プラグインを使用しないため、PDFを結構早く開けます
  • プラグインを使用しないため、クラッシュの可能性も低くなります

また、他にもメリットがありますが、それは記事の後半で紹介します。


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20130221-Firefox19-PDFビュアー-文字化け-01

みなさんFirefox使っていますか?
私のメインブラウザーはFirefoxです。Google Chromeも良いんですけどね。


さて、先日Firefox 19がリリースされました。
このFirefoxでは内蔵のPDFビュアーが搭載され、Adobe AcrobatやAdobe ReaderをインストールしていなくてもウェブブラウザーだけでPDFが表示できるようになりました。
すばらしいですね。(既にGoogle Chromeでも搭載されている機能ですが….)


この内蔵のPDFビュアーですがPDF.js( https://mozillalabs.com/en-US/pdfjs/ )というHTML5とJavaScriptでPDFを表示するものなのですが、実はFirefox 15からひっそりと入っていました(設定を変えると使えた)。
その時から気にしていたのですが正式リリースとなり、その実力を再度確認してみました。


確認してみるのは新潟市の新潟市報です。
20130221-Firefox19-PDFビュアー-文字化け-02

これはひどい。
文字の位置がめちゃくちゃです。


さらにPDFの上部には「このPDF文書はサポートされていないため正しく表示できない可能性があります」と表示されています。もちろん、このPDFは変なPDFではなく、Adobe InDesignから書き出されたPDFです。

これではどうしようもないので、Adobe ReaderなどのマトモなPDFビュアーに変更する(戻す)手順を紹介します。


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20120917-新潟グラム-00

というわけで2012年9月15日にフォーラム情報アカデミーにて開催された新潟グラムで「PDF入稿 初めの一歩〜PDFの基本知識から印刷用データまで」というタイトルでお話ししてきました。




PDFデータの印刷用データへの利用は、実はかなり以前より行われているのですが、まだまだ印刷用データとして利用されていない現状もあります。

これはPDFへの理解不足が原因かも…?ということで、このセッションを行わせて頂きました。



スライドは以下のものを使用しました。



説明がないとわかりづらいかも(苦笑)。


PDFは様々なデータ形式の中のひとつの形式で、現在ある様々なデータ形式はメリット・デメリットがあり、案件によって使い分けるべきというお話をしました(すべてに優れる形式はない)。


内容は以前も書きましたが、こんな感じのお話でした。

【内容】
  ●PDFの生い立ち・歴史
    Adobe PostScriptの話を交えて

  ●印刷用データには様々なものがある。
    ネイティブ入稿・TIFF入稿・PDF入稿などの様々なフォーマットを紹介

  ●なぜPDFを選択するのか?
    数あるフォーマットの中からなぜPDFを選択すべきなのか?

  ●完全データ入稿とは?
    データは指示書/データの作成者は次行程へ命令する人
    「完全」の意味

  ●PDFにも色々ある
    PDFのバージョン
    PDF/X-1a・2・3・4・5・Plus
    RIPとは(CPSI・APPE)

  ●PDF入稿するためには
    条件(フォント・画像など)
    手順


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20120826-新潟グラム-PDFセミナー-00


2012年9月15日(土)に新潟グラムが新潟駅前にて開催予定です。
前にも書きましたが。


私(笹川純一)が担当する部分は「DTP」の部分ですが、今回は印刷・DTPから見たPDFデータにフォーカスした内容を取り扱いたいと考えています。


現在、案として主催者に提出しているものは以下の通りです。
なお、できる限り初心者に近い方にもわかりやすい内容にしたいと考えています。
じゃんじゃんばりばりPDF入稿を使っている人には物足りないかもしれません。

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タイトル:『PDF入稿 初めの一歩 PDFの基本知識から印刷用データまで』


  ●PDFの生い立ち・歴史
    Adobe PostScriptの話を交えて

  ●印刷用データには様々なものがある。
    ネイティブ入稿・TIFF入稿・PDF入稿などの様々なフォーマットを紹介

  ●なぜPDFを選択するのか?
    数あるフォーマットの中からなぜPDFを選択すべきなのか?

  ●完全データ入稿とは?
    「完全」の意味
    データは指示書/データの作成者は次行程へ命令する人

  ●PDFにも色々ある
    PDFのバージョン
    PDF/X-1a・2・3・4・5・Plus
    RIPとは(CPSI・APPE)

  ●PDF入稿するためには
    条件(フォント・画像など)
    手順

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※あくまで案です。


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20120810-新潟グラム-01

というわけで、お知らせが遅れましたが9月15日(土)に新潟グラムにて、印刷用PDFについてのセミナーを行います。


内容は以下のものを予定しています。

「完全PDFデータの作り方 PDFの基本知識から印刷用データまで」(仮題)

PDFの歴史・基本的な知識から、他のデータフォーマットとどの点が異なるのか、メリット・デメリットを解説します。
また、印刷用データとしてPDFを利用する際の作成方法から注意点などを解説します。


基本的に初心者向けの講座なので、「PDFを面付けしたらオブジェクトが消えたのですがどうしたらよいですか」「○○で作ったPDFの出力のコツは?」みたいな本格的な質問は、本セッションではお取り扱いしません(汗)。

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ブログ著者

名前:(Google+のプロフィール)

ケータイ好き。ガジェットが好きでiPhoneやらAndroidなどを所有。Surface Pro 2も持っている。

お仕事は印刷会社で営業・広報活動・DTPオペなどをしています。要は何でも屋さんです。最近は印刷関連より、自社のウェブサイトを制作するお仕事がほとんど。使用しているCMSはMovable Type。

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